『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読んだ

私のTLではかなりの話題になっていた、アンディ・ウィアーの新作。私は小説はほとんど文庫本でしか買わないのだけど、これは文庫になるのが待てなくて単行本で買ってしまった。

 

 

内容は、何を書いてもネタバレになってしまうのでここには書かないのけれど、ウィアーの最初の作品『オデッセイ』と同様、どんな困難な状況にも前向きに向かっていって、基礎科学の力で問題を解決していく主人公がとにかく素晴らしかった。そして下巻最後の怒涛の展開よ・・・!最後40ページ足らずを残してすごい展開になって、どうするのどうするのこれ、あと40ページしかないんだけどどうやって落ちつけるの・・・?とはらはらしながら読み進めて、待っていたのが泣きたくなるほどの幸せとそう来たかーーー!!っていう完全に予想外の結末。この最後を読んだときの幸福感を味わいたくて、残り40ページだけ何度か読み直してしまった。『アルテミス』も読まねば・・・。