科学

『波紋と螺旋とフィボナッチ』を読んだ

生物のパターン形成に関する研究で有名な、阪大近藤滋先生が一般向けに書かれた本。 波紋と螺旋とフィボナッチ (角川ソフィア文庫) 作者: 近藤滋 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/03/23 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 「生物のパターン…

『日本近代科学史』を読んだ

ちょっと前に感動のうちに読み終えていたのだが、最近あまりにやる気がなく、感想文を放置していたこの本。 日本近代科学史 (講談社学術文庫) 作者: 村上陽一郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/09/12 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見…

『破滅の王』を読んだ

先日徘徊していた本屋で見つけ、作家名と帯のあらすじに惹かれて購入。直感通り面白くて一気に読んだ。 破滅の王 作者: 上田早夕里 出版社/メーカー: 双葉社 発売日: 2017/11/21 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る 「上田早夕里」の名前は…

『人生は、楽しんだ者が勝ちだ』を読んだ

日本経済新聞に連載されていた「私の履歴書」に、大幅加筆修正された米沢先生の自伝。 人生は、楽しんだ者が勝ちだ 私の履歴書 作者: 米沢富美子 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2014/06/14 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見…

『複雑さを科学する』『<あいまいさ>を科学する』を読んだ

先日亡くなられた米沢富美子先生の著書。 複雑さを科学する (岩波科学ライブラリー) 作者: 米沢富美子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1995/09/22 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る 「あいまいさ」を科学す…

『科学者はなぜ神を信じるのか』を読んだ

昨年、本屋で見かけて興味を惹かれながらもそのときは買い逃し、以来探していたこの本をしばらく前にやっと見つけて購入。 科学者はなぜ神を信じるのか コペルニクスからホーキングまで (ブルーバックス) 作者: 三田一郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 20…

『科学を語るとはどういうことか』を読んだ

東大の物理学教授である須藤(すとう)靖先生と、京大の科学哲学者、伊勢田哲治先生との対談。表紙がそもそも強烈なんだが、中身も強烈。というか、中身の強烈さに合わせてこの表紙なんだろうな・・・。 科学を語るとはどういうことか ---科学者、哲学者にモ…

『猿橋勝子という生き方』を読んだ

図書館でたまたま見かけて借りてみた。 猿橋勝子という生き方 (岩波科学ライブラリー) 作者: 米沢富美子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2009/04/07 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 11回 この商品を含むブログ (6件) を見る 不勉強なので、女性研…

『[図説]偽科学・珍学説読本』を読んだ

昨年買い込んだ疑似科学関連書籍の中で、かなり色物感の強いこの本。 図説 偽科学・珍学説読本 作者: グレイムドナルド,Graeme Donald,花田知恵 出版社/メーカー: 原書房 発売日: 2013/03/01 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る これまで読…

『科学はなぜわかりにくいのか』を読んだ

最近ずっと疑似科学関連の本を読んでいて思ったのが、「疑似科学の定義って難しい」ということ。疑似科学に関する本の数だけ、著者の数だけ定義がある。で、それって裏を返せば「科学の定義って難しい」ということ。まあそれだから「科学とはなにか」を考え…

『暮らしのなかのニセ科学』『なぜ疑似科学を信じるのか』を読んだ

相変わらず講義準備のために疑似科学・ニセ科学関連の本を読んでいる。というわけでまずはこの二冊。 暮らしのなかのニセ科学 (平凡社新書) 作者: 左巻健男 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 2017/06/15 メディア: 新書 この商品を含むブログ (3件) を見る …

『メディア・バイアス』を読んだ

元毎日新聞記者で、食の安全などに関する著作があるフリーランスの科学ジャーナリスト、松永和紀さんの2007年の著作。 メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書) 作者: 松永和紀 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2007/04/17 メディア: …

『疑似科学入門』を読んだ

最近読書が全然進んでいない。まあいろいろ仕事が立て込んでいて疲れているんだろうけど、だからと言って小説で現実逃避、という気分になるわけでもなく、仕事関連の本を読みかけてはまた新しい本を読んだりでなかなか読書感想文も書けずに11月ももう半ば。 …

『テロメア・エフェクト』を読んだ

図書館で借りて読んだのだが、期限をかなり過ぎてしまい、その状態で延長するのもためらわれ、読み終わるやいなや返却してしまったので手元にない。なので覚えている範囲で感想を書きます。 細胞から若返る! テロメア・エフェクト 健康長寿のための最強プロ…

『どうすれば「人」を創れるか』を読んだ

9月の学会シーズンが終わった。今年は2週連続で2つの違う学会に参加したので、体力のない私は随分と疲れた。しかし何はともあれ終わったので、そろそろ9月に読んだ本の感想を書いておかねば。というわけでまずはこれ。 どうすれば「人」を創れるか―アンドロ…

『錬金術大全』を読んだ

かのアイザック・ニュートンが、後年、錬金術に入れ込んでいたというエピソードを知って以来、錬金術には興味を持っていた。現代では全く否定されている研究分野だけれど、あのニュートンが入れ込むくらいだから何らかの科学的正当性があったのではないかと…

『フタバスズキリュウ もうひとつの物語』を読んだ

先週、Amazonから届いて、帰りの電車で読みだしたら止まらなくなり、寝る前の時間を利用してその日のうちに読み終わってしまった。 フタバスズキリュウ もうひとつの物語 作者: 佐藤たまき,かわさきしゅんいち 出版社/メーカー: ブックマン社 発売日: 2018/0…

『細胞内共生説の謎』を読んだ

研究に教育に、一般向けの本の執筆にと大活躍の佐藤直樹先生の最新作は、葉緑体の細胞内共生について、その研究の歴史と最新成果をまとめた本。 細胞内共生説の謎: 隠された歴史とポストゲノム時代における新展開 作者: 佐藤直樹 出版社/メーカー: 東京大学…

『いのちを”つくって”もいいですか? 生命科学のジレンマを考える哲学講義』を読んだ

後期に「生命と科学の倫理」なる講義シリーズを一部受け持つことになっているので、書籍部で見かけてこんな本も読んでおいたほうがいいかなと思い買ってみた。 いのちを“つくって"もいいですか? 生命科学のジレンマを考える哲学講義 作者: 島薗進 出版社/メ…

『生命、エネルギー、進化』を読んだ

生協の本屋で買って、しばらく寝かせてあったこの本。 生命、エネルギー、進化 作者: ニック・レーン,斉藤隆央 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2016/09/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (8件) を見る ニック・レーン三作目は、膜で囲まれ、D…